増築工事が終わった兵庫県立と周辺の巨大オブジェ

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兵庫県立美術館は神戸市中央区のHAT神戸地区に2002年に開業しました。

設計には建築家の安藤忠雄が携わり、コンクリートとガラスが特徴的な巨大な建築物はHAT神戸のシンボル的存在になっています。

今までにゴッホ展、怖い絵展などの話題性のある特別展も開催していて、現在は(といっても今週末までですが…) 特別展でプラド美術館展が開催されています。

半年間の増築工事がようやく終了

そんな兵庫県立美術館ですが、新たに「安藤忠雄展示室」を設置するために今年の初めから増築工事が行われていました。

工事に伴いメインエントランスであった北側入口から入場できなくなっていましたが、先月末で半年近くかかった工事が終了して通行できるようになりました。

エントランスの通路は以前と同じ幅のままです。

通路の上にせり出している場所が新しくできた部分になります。

「いったいどのような構造なのだろうか? 」気になったので2階通路からまわり込もうとしましたが、まだ工事が残っているのか通路が閉鎖されていて見ることはできませんでした。

建物の工事は終了しましたが、ニュース記事によると実際にオープンするのは当初計画より遅れて来年5月くらいになるようです。

建築家・安藤忠雄さんの作品展示室を増築 県立美術館
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追記(10/ 22)

後日美術館の海側大階段の上(スロープでアクセス可能)から増築部分を見ることができました。写真中央部が増築部分です。

以前は山側に抜ける通路が設置されていた部分に増築されているので、エントランスに設置されていて使用されていないエレベーターがアクセスルートになっているのかもしれません。

美術館周辺には巨大なオブジェがいっぱい

私の思う兵庫県立美術館の特徴は周辺に巨大なオブジェがたくさんあるということです。

美術館の屋上にいる巨大なカエルの「美かえる」は最寄り駅の灘駅からも見えて、「これを目標に進めば美術館に行ける」というシンボル的存在になっています。

また最寄り駅の阪神岩屋駅の駅舎も「美かえる」デザインになっています。

ちなみに阪神岩屋駅の副駅名は「兵庫県立美術館前」で駅の看板や車内の案内表示にも表示されています。

阪神岩屋駅から美術館への道中には巨大なさやエンドウのオブジェもあり、豆の部分は実はベンチになっているのですが、ここに座っている人をまだ見たことはありません。

3年前には遊歩道に面した大階段に巨大な少女像「Sun Sister」が登場しました。

とても巨大な像で遊歩道の遠いところからでもその存在を確認することができます。

その服装ゆえ一部の人からは「パンツが丸見えの像」とも言われていますが、すっかりこの美術館のシンボルとして定着しましたね。

とにかく開館が楽しみ

予定よりも「安藤忠雄展示室」のオープンが遅れてしまいましたが、世界でも活躍されている建築家でもあるので話題性があり、開館後はこれを目当てに美術館に来る人も多いのではないかと思います。

車いすユーザーとしてはバリアフリー面がどのようになっているのかも気になります。

とにかく来年のオープンが待ち遠しいです。

 

 

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