JR西日本がみどりの窓口を大幅削減へ

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はじめに

JR西日本は先日の定例会見で.みどりの窓口を将来的に主要駅のみに削減すると発表しました。主要駅以外ではみどりの窓口に代わり、現在一部の駅で導入されている「みどりの券売機プラス」を設置するそうです。これは少子高齢化に伴い労働力人口が減少していく中において、少人数でも安全で高品質なサービスを効果的に提供できるようにするためだそうです。

2月 定例社長会見:最近の営業・輸送概況、環境変化を踏まえた今後の駅の運営体制:JR西日本
JR西日本ホームページ

このニュースはインターネットのニュースでも取り上げられていたので.知っている方も多いのかと思います。神戸新聞でも取り上げられていました。

神戸新聞NEXT

どのくらいの窓口が削減されるのか?

今回の発表では、京阪神エリアのみどりの窓口設置駅を現在の 180駅から 2030年度ごろには、拠点駅や新幹線駅を中心とした約30駅に集約し、その代わりにみどりの券売機プラスを100駅程度に拡大していくそうです。ちなみにみどりの券売機プラスとは「みどりの窓口」と同じように切符の購入や変更・払い戻しができ、割引証の提示が必要な場合はカメラでの確認によりオペレーターでの対応が可能な券売機です。今までのみどりの券売機よりもさらに高機能になり、対応できることも増えて大抵のことができるようになっています。
最近では神戸市内でも須磨駅や甲南山手駅、摩耶駅のようにみどりの窓口を閉鎖して、代わりにみどりの券売機プラスを設置している駅は増えてきています(摩耶駅は開業当初から未設置) 。これから何年か先になると比較的利用者が多い駅でも窓口の削減がどんどん進んでいくのでしょう。三ノ宮や神戸はさすがに窓口は残っているかと思いますが、住吉や元町、新長田あたりは無くなっているかもしれないです。

窓口以外で障害者割引切符は購入できるのか?

みどりの窓口閉鎖のニュースで私が気になったのは、「障害者割引切符を購入する場合はどうすればよいのだろう?」ということでした。切符を購入するのにわざわざみどりの窓口のある駅まで行かなければならないなんてことになったらとても面倒ですからね。ちなみにJR西日本のホームページに障害者割引制度について詳しく書かれているページがあります。

割引制度のご案内
「手帳」をお持ちのお客様へ、割引制度についてご案内いたします。

割引制度の利用条件や適用される切符の種類については詳しく書かれていますが、購入方法については、駅の窓口て販売するとしか記載されていませんでした。(ただし100 キロメートル未満であれば、大人用のみ券売機で小児用切符を購入しての利用が可能です)
しかし、みどりの券売機プラスで障害者割引切符が購入できるかどうかについては、 Yahoo!知恵袋等で購入できるという記述があったりはしますが、 残念ながら公式ページには記載されていません。これは実際に利用してみないと利用できるのかどうか分からないです。仮に利用できたとしても、私のような車いす利用者はスロープ介助が必要なので単独利用というのは不可能なのですが…。

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