車いすタイヤの空気の減りが気になったので、バルブを英式から米式に交換してみた

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今回は車いすのタイヤについての話です。
私は自宅内では基本的に介助用車いすを使用しています。電動車いすだと移乗に時間がかかるのでトイレを催した時などにすぐにベッドへ移乗できないのと、少ない介助時間を無駄にしたくないからです。また外出時にもクリニックなどでは通路が狭かったりするので基本的に介助用車いすで通院しています。
外出時に電動車いすをメインで使用するようになってからタイヤの空気を入れる頻度が下がって、気がついたらかなり空気が減っていることがよくあります。タイヤの空気が抜けるとブレーキが利きにくくなったり、車いすを押すのが重くなったりするのでもっとこまめに空気圧を確認しないといけないなと反省しています。

タイヤを交換してから空気の減り方が早くなった

今の介助用車いすを使用し始めてから数年がたち、タイヤも劣化してきたのか空気が減るようになってきました。タイヤ自体も凸凹が擦り減ってきていたのでタイヤの交換をすることにしました。はじめはネット通販で購入したものの、私の車いすのタイヤがヨーロッパ規格だったためサイズが合わず、結局車いすを購入した代理店に交換してもらいました。以前のタイヤは米式バルブだったのですが、取り扱っている所が無いらしく、英式バルブのタイヤに変わりました。ちなみに米式バルブは自動車やバイクに使われているバルブで、英式バルブはママチャリ等によく使われているバルブです。
ところが使用し始めてみると、新品なのに何だか空気の減り方が早くなりました。また空気を入れるのにも英式バルブ用のクリップが挟みづらく、空気圧が測定できないのでどのくらいの空気を入れたいのかもよくわかりません。空気が減りが早くなると、空気を入れてもらう作業が増えます。外出時は主に電動車いすを使用するようになって使用頻度が下がったとはいえ、なくては欠かせない車いすですので、どう対処すのるかが問題でした。そんな時に有力そうな対処法として思いついたのが、「バルブアダプターを使って米国式バルブにする」ことでした。

バルブアダプターで米国式にしてみよう

バルブの形状を変換できるアダプターがあることは以前から知っていました。安価で取り付けも簡単らしく興味はありましたが、優柔不断な性格であるために購入を決断できず、「また今度でいいか」と思ったまま数年がたっていました。
今回改めて情報を調べてみると、自転車に取り付けたという人は多かったですが、車いすに取り付けた事例はあまり見つけられませんでした。私の車いすは海外製なので「バルブの規格が合わないかも」とも思いましたが、「自動車は世界中を走っているからバルブの規格が違うという事はないだろう」ということで商品を購入することにしました。
通販サイトで商品を調べてみると、意外にも英式から米式に変換するアダプターよりも英式に変換するアダプターの方が出展数が多かったです。恐らく家にある空気入れは英式専用のタイプが多いからなのでしょう。

届いたアダプターを取り付けてみる

エアチェックアダプター

注文してから数日後、商品が自宅に届きました。さっそく中身を確認してみると、アダプター自体は思っていたよりもかなり小さいものでした。取り付け方法も元の英式バルブを外したところにバルブアダプターを設置するだけと簡単で数分ほどで完了しました。注意点としては、「虫ゴムはゆっくりと空気を抜きながら外さないと吹き飛ぶ」というところでしょうか。

アダプターを取り付けた後のタイヤ

エアチェックアダプターを取り付けた後のタイヤの写真です。アダプターを付けた分バルブの長さが若干伸びていますが、見た目の大きな変化はあまりありませんでした。

取り付け後の変化

ここからはバルブアダプタを取り付けた後に感じた変化について書きます。

空気を入れるのが楽になった

一番に感じたのは、「空気を入れやすくなった」ということです。以前の英式バルブの時は空気入れのクリップが挟みづらくて空気を入れるのに毎回苦労していました。米式に変えたことで空気入れのセッティングが簡単・確実に行えるようになり、「うまく空気が入らない」というイライラがなくなりました。
また空気を入れる時に軽い力でポンピングできるようになりました。これは英式バルブの場合は虫ゴムの影響で抵抗がかかっていたのが、米式バルブに変えたことによって虫ゴムの影響を受けなくなったからだと思います。

空気圧の測定が可能になった

車いすタイヤの空気圧表示

タイヤには適正な空気圧があり、タイヤの側面に数値が記載されています。画像は私の車いすのタイヤに記載されていた数値です。「65PSI」「4.5 BAR」と書かれています。「PSI」も「BAR」もどちらも空気圧の単位を示していて、単位が違いますが空気圧自体は同じです。ちなみにタイヤに書かれている気圧の単位には他に「hPa」というものもあります。空気を入れる際には空気圧計で空気圧を測りながら適正な空気圧に調整します。ちなみに65PSIは電動車いすと比べてかなり高めの空気圧です。

空気の減り方が遅くなった

タイヤの空気を入れるのはそれほど時間はかかりませんが、その頻度が高くなるとやはり面倒くさいです。バルブを変える前は1~2週間経つとタイヤがペコペコになってしまうので空気を入れていました。交換後は空気の減り方がゆっくりになり、空気を入れる頻度がかなり少なくなりました。

もっと早くにするべきだった

バルブを交換してから1カ月がたちましたが、特にトラブルはなく快適に利用できています。バルブの交換作業も思った以上に簡単にでき、「これならもっと早くにしておけばよかった」と少し反省しています。「車いすの空気入れが面倒くさい」と思っている方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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